オールヴィーガンのチーズ代替食レストラン！「QBBこれもいいキッチン」【大阪・関西万博】

2025-7-29
カルチャー
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六甲バター株式会社（QBBブランド）は、2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン内において、「QBBこれもいいキッチン」を出店している。2025年4月13日の開幕以来、好調な売れ行きを記録しており、7月中旬には累計提供数が10万食に到達した。動物性原料を一切使用せず、植物性チーズを活用したメニューにより、アレルギーや宗教的制約を抱える人々にも、“チーズを食べる楽しさ”を届けている。

〇ヴィーガンでも満足！完全植物性で多様なニーズに応える
「QBBこれもいいキッチン」は、動物性食材を一切使用しない“完全植物性”にこだわった店舗である。チーズ代替素材には、ミルクの代わりにこんにゃくや砂糖などを活用しており、動物由来の素材を避ける必要があるミルクアレルギーの方や、宗教的制限のある人々からも高い評価を得ている。

蒟蒻ミートの厚切りカツとシャキッとカレー風味の野菜がおいしい「これもスパイシーカツ」

店舗のデザインも特徴的で、自然を感じられるピクニック風の空間にライブキッチンを導入している。フードコート形式で予約不要という手軽さもあり、国内外から訪れる来場者が気軽に立ち寄る姿が絶えない。

〇ミシュラン三つ星シェフ監修メニューも！人気のサンドや串カツ
注目すべきは、その味のクオリティである。フードメニューの監修には、京都の名店「祇園さゝ木」のオーナーシェフ・佐々木浩氏が参画しており、ヴィーガンでも満足できる豊かな味わいを実現している。

代表的なメニューは以下の通り
・これもスパイシーカツサンド：蒟蒻ミートのカツとカレー風味野菜、植物性チーズのサンド。売上No.1。
・これもナスボロネーゼサンド：揚げナスとヴィーガンボロネーゼの濃厚な一品。
・大阪新名物？！これも串カツ：チーズ代替植物性食品と蒟蒻ミート、レンコンの入った食べ応えのある串カツ。

「これもスパイシーカツサンド」

「これもナスボロネーゼサンド」

6月以降には新メニューも追加されており、ファミリー層やリピーターを中心に支持を集めている。
・これもチーたまカツ丼：とろたま風のソースと蒟蒻カツの組み合わせ。
・これもメンチカツカレー：玉ねぎベースのヴィーガンカレーと蒟蒻ミートのメンチカツ。
・茄子とモッツァレラ風ペンネ：モッツァレラ風チーズと茄子の濃厚な味わい。

「これもチーたまカツ丼」

「これもメンチカツカレー」

なお、初期メニューの一部（テリヤキサンド、蒲焼とろろ丼）は6月2日に販売終了している。

〇植物性なのに濃厚！注目のスイーツメニューも充実
『QBBこれもいいキッチン』では、フードメニューに加え、スイーツメニューにも植物性食材を使用している。動物性原料を一切使用せず、濃厚な味わいと満足感を両立させている点が特徴だ。

注目のスイーツには、以下のようなラインアップがある。
・ミルチーパフェ：ミルキーなしぇいくにグルテンフリーのヘルシーなドーナツがトッピングされたパフェドリンク。

「みらいのおみやげ（レアチーズケーキ）」

「ミルチーパフェ」

これらのスイーツもすべて完全植物性であり、フードメニュー同様、アレルギーや宗教的制限を気にせず楽しめる点が特長だ。海外パビリオンのスタッフや訪日外国人からも高い評価を得ている。

また、今後は季節限定スイーツの展開も予定されており、スイーツを目当てに何度も訪れるリピーターも少なくないという。

〇 100日で10万食突破！「おいしさ」でヴィーガンの壁を超える
万博開幕から約3か月で10万食を突破した「QBBこれもいいキッチン」は、単なる“ヴィーガン対応”にとどまらず、「食」の本質的な魅力を追求している。国際味覚審査機構（iTQi）では、日本国内で初めて植物性チーズ食品として優秀味覚賞を受賞するなど、その品質の高さは折り紙付きだ。

〇 QBBが描く未来の食文化──サステナブルと多様性への挑戦
「QBBこれもいいキッチン」は、食の制限を持つ人々にも等しく“おいしさ”を届けるというミッションのもと誕生した。単なる代替品にとどまらず、植物性でありながら満足度の高い味わいを追求するその姿勢は、サステナビリティと多様性の観点からも高く評価されている。