MSIより性格の異なるmini-ITX仕様のマザーボード2製品が登場


MSIよりmini-ITX仕様のマザーボードが2枚発表された。1枚は、コンパクトなケースに収めることができ、なおかつゲームPCにまで対応可能な「B85I GAMING」。もう1枚は基板全体の高さが20mm内に抑えられたデザインになっており、市販のACアダプターと組み合わせることにより、よりコンパクトなPCケースに組み込むことが可能な「H81TI」だ(取り扱いはアスク)。

片方はゲーム向けでカリカリのPCに仕上げる目的、もう片方はACアダプター駆動で、できる限り静音ながら、ビジネス利用ができるPCに仕上げる目的と、両極端な性格を持ったマザーボードと言えるだろう。

「B85I GAMING」は、Intel B85 Expressチップセット搭載でMSI GAMINGシリーズの基本特徴である「Killer NIC」、「Audio Boost」、「ゲーミングデバイスポート」などの機能を踏襲。ベーシックグレードなので無線LANやオーバークロック向けの機能は廃されているが3系統の映像出力端子や計6ポートのSATAインターフェイス、合計6ポートのUSB 3.0を搭載しており、十分な拡張性を持っている。

いっぽうの「H81TI」は、Intel H81 Expressチップセット搭載でIntel第4世代Core i(Haswell)に対応するThin(薄型)のmini-ITXマザーボードだ。MSI独自の高品質基準「ミリタリークラス4」に準拠。通常のマザーボードはインターフェイス類が集中するバックパネル部(I/Oパネル)が2列(ダブルデッカー)、3列(トリプルデッカー)になっているものが多いが、本製品は、USBポートが2列になっている以外は可能な限り薄くなっているのが特徴だ。

薄型のPCケースに装着することで極限までコンパクトにしたPCを自作できる。液晶一体型ベアボーンケースと組み合わせることが可能なようにLVDSコネクタを装備。組み込み用途にも活用できる。

H81TIのI/Oパネル部は薄型仕様。

H81TIのI/Oパネル部は薄型仕様。

B85I GAMINGのI/Oパネル部。H81TIと比べると豪華だ。

B85I GAMINGのI/Oパネル部。H81TIと比べると豪華だ。

■製品情報
メーカー:MSI
製品名:MSI B85I GAMING
型番:B85I GAMING
発売時期:2014年4月5日
予想市場価格:14,000円前後

製品名:MSI H81TI
型番:H81TI
発売時期:4月5日
予想市場価格:11,000円前後

MSI B85I GAMING
MSI H81TI

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

アスクの記事をもっと見る
PC不要でHDゲームがキャプチャーできるAVerMedia「ゲームレコーダー720 AVT-C281L」
アスクよりThermaltake製ケースファン「Pure 20」シリーズとLEDケースファン「LUNA 12 LED」シリーズ
配信もOK! USB3.0で1080p/60fpsのHDMIキャプチャーができるAVerMediaの「CV710」
アスク、TteSPORTSブランド製のゲーミングマウス「SAPHIRA」のカラーモデルを発表
NVIDIA GeForce GT 640を搭載するコンパクトベアボーンZOTAC「ZBOX ID45」シリーズ

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る