順天堂大学×カルビー共同研究!フルーツ入りグラノーラの摂取が血液透析患者の血圧や尿毒素の減少、 心血管リスク低減に寄与する可能性が示される

  • 2025-4-28
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カルビー株式会社は2025年4月25日(金)、厚生労働省会見室にて、順天堂大学との共同研究『血液透析患者におけるフルーツ入りグラノーラ摂取が血圧低下および腸内細菌叢に及ぼす影響』に関する研究結果を発表した。当日は、順天堂大学医学部 腎臓内科学講座 上田 誠二 非常勤講師より、フルーツ入りグラノーラの摂取が、血液透析(HD)患者の高血圧や腸内細菌由来の尿毒素の制御に対し、有益な効果をもたらすことが発表されました。また、研究結果を踏まえ、血液透析患者の腸内細菌環境の改善が今後も重要なテーマとなる見解を示された。

■カルビー株式会社 マーケティング本部兼シリアル部 部長 江口 聡氏のコメント
カルビー株式会社は企業理念として、「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します。」を掲げています。当社では、フルーツ入りグラノーラのさまざまな健康価値について、順天堂大学と共同研究に取り組んでおります。順天堂大学との共同研究を通じて、科学的に解明された正しい情報が生活者の皆様に届くことを願っております。そして、生活者の皆様の理解が深まり、健やかなくらしに繋がることを心から望んでおります。

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■【順天堂大学医学部 腎臓内科学講座 上田 誠二 非常勤講師のコメント
生活習慣病の蔓延や高齢化を背景に、慢性腎臓病 (CKD)患者は増加の一途を辿り、本邦のCKD患者数は約1330万人と推定され、成人の約8人に1人はCKDといわれています。CKDは末期腎不全や心血管疾患のリスクであり、その進行を阻止、遅延させることは腎機能、生命予後やQOL改善につながり、国民の健康を維持する上で喫緊の課題です。

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CKDの発症予防、進展抑制には食事療法や生活習慣の改善が、不可欠ですが、減塩はいまだ不十分です。また、植物由来の食事の重要性が着目されていますが、特に進行したCKD患者では、食事制限のためその摂取が十分でなく食物繊維の摂取も十分に行えていません。

フルーツ入りグラノーラは、食物繊維を多く含み、また一食当たりの食塩が0.5gと少ないため、CKD患者に有用である可能性に着目し、今回の検討を行いました。進行したCKD患者を対象にした一般的な朝食をフルーツ入りグラノーラに置換した試験では、減塩に伴い血圧水準が低下するばかりでなく、食物繊維の摂取量の増加により、腸内細菌叢が改善し、CKDで多く見られる便通異常の改善を促し、さらには腸内細菌由来の尿毒素物質の軽減が観察され、将来の心血管病の発症の抑制に寄与する可能性が見出されました。

参考文献
Nagasawa H et al. Hypertens Res. 2024 Nov;47(11):3214-3224.
Nagasawa H et al. J Pharmacol Sci. 2021 Sep;147(1):132-137.

【順天堂大学医学部 腎臓内科学講座 上田 誠二 非常勤講師プロフィール】
島根大学医学部 統合腎疾患制御研究・開発センター腎老化制御部門 特任教授。順天堂大学医学部 腎臓内科学講座 非常勤講師。
1995年3月 久留米大学医学部卒業。久留米大学を経て、2017年4月~2024年1月まで順天堂大学腎臓内科に所属、2024年4月より、現職。専門分野は、慢性腎臓病・高血圧。臓器連関や腎不全進展機序の研究を進めている。

<順天堂大学とカルビーの研究発表について>
『血液透析患者におけるフルーツ入りグラノーラ摂取が血圧低下および腸内細菌叢に及ぼす影響』に関する研究結果をはじめ、各学会で発表した成果や各学会誌で掲載された論文の一覧を閲覧できる。
https://www.calbee.co.jp/rd/joint/

■朝食欠食の実態を伝える!カルビー『朝食白書』を発表
カルビーは、「朝食欠食をなくしたい」という想いから、15~89歳の男女10,304人を対象に朝食への行動や意識を調査し、2025年4月1日(火)より、『朝食白書』として「100年朝食プロジェクトサイト」にて公開中だ。

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『朝食白書』では、朝食の大切さについて改めて伝えるとともに、欠食=朝食を摂らない「朝食キャンセル」の実態を浮き彫りにしている。10,304 人への調査から、世代やライフスタイルごとに異なる朝食事情や悩みを明らかにし導き出したのが「令和の朝食実態 10 のイシュー」だ。

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『朝食白書』では各イシューの背景となる詳細なデータを公開し、自身と近い世代やライフスタイルの人々が直面しやすい朝食の課題を認識できるよう構成している。また朝食の大切さには気づけてもなかなか摂れない方々へ向け、ココロもカラダも整える朝食を簡単に摂るコツを、栄養士の永倉いちずさんが伝授している。

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〇朝食キャンセル。多いのは若年層と一人暮らし
ほぼ毎日朝食を食べる人の割合は 10 代から 20 代で 10 ポイント以上ダウン。20 代が最も欠食率が高くなった。その後は年齢とともに欠食率は低下していく。一方、ライフコース別で見ると、独身一人暮らしの現役世代(~59 歳)で欠食率が最も高く、さらに学生についても、一人暮らしの欠食率の高さが
際立つ結果となった。

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<「フルグラ」のブランドスローガンとステートメント>

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