- 2016-3-29
- パソコン
- AKRacing, Nitr, オフィス, ゲーミングチェア, ゲーム, チェア, テックウインド
- 腰痛や肩こりからおさらば! AKRacing「ゲーミングチェア」は最高のオフィスチェアだ はコメントを受け付けていません
IT系企業の業務だけではなく、一般事務などの業務でも、仕事用の端末としてのPCは欠かせない存在だ。Excelを使った在庫管理、顧客管理、データ入力作業や専用のデータベースを利用したユーザーサポート業務、センターから外回りの営業部隊への指令出しといった仕事時間のほとんどすべてをPCに向かっている人たちにとって、何よりも重要なのが「仕事用の椅子」(以下、オフィスチェア)である。
なにしろ、毎日長時間の座り仕事なわけで、椅子の座り心地次第で業務効率が大きく変化する。できるなら人間工学を細部まで考慮したオフィスチェアとしては、ハーマンミラーやアーロンチェアなどの超高級な製品が多数あり、こうした製品を使いたい。ただ、この手のチェアは安くても10万円前後、通常なら20万円近い価格で販売されている。これら高級オフィスチェアを部署の全員分、果ては事業部全体の数十名分用意するとなると、一般の企業やSOHO/SMB環境では、予算が組めず、とても手が出せる代物ではない。
こうした高級オフィスチェアに引けを取らない快適な座り心地を実現しつつ、しかも10万円台のオフィスチェアと比べて快適さは同等以上、しかも値段が半分以下となるのが今回紹介するゲーミングチェアなのだ。
■ゲーマー向けとはいえビジネスユースに使えるのでは?
その名前からも容易に想像できるようにPCでバリバリとゲームをプレイするゲーマー向けのチェアがゲーミングチェアである。それこそ毎日、長時間PCに張り付きっぱなし、しかも両手はマウスやキーボード、専用コントローラを操作しまくる。そうした作業を長時間行っても疲労が少ないように配慮されているのがこの手のチェアだ。
そう、長時間PCの前に張り付いて作業を行うビジネスパーソンと同じことをゲーマーは行っているわけで、これすなわちビジネスユースにも合致する。であるなら目的を同じくして作られているゲーマー向けのチェアは、ビジネスでも利用できるのではないか? とITライフハック編集部は考えた。
そこで実際に「ゲーミングチェアはビジネスユース、具体的には長時間PCに張り付いてゲーム以外の作業をこなすのに向いているかどうか?」、これを検証するためにテックウインドに協力をお願いし、同社が扱っているゲーミングブランド「AKRacing」の「Nitroゲーミングチェア」をお借りした。そして実際に長期で利用してみて「これはおススメ!」という結論が出た。ということで実際の使用感をお届けしよう。
■AKRacing「ゲーミングチェア」とは?
ゲームをハードにこなすユーザーにとってAKRacingという名前は、聞きなれたブランドだ。海外のゲームの国際大会などをスポンサードしたり、協賛として参加プレーヤー全員に同社のゲームチェアを提供したりしている。いかにも座り心地が良さそうで、なおかつ精悍なそのスタイル、まさにレーシングカーのシートそのものといったデザインだ。
それもそのはず、もともとはレーシングシートの開発のためにチームが作られ、一定の成果を達成した後に、ゲーミング用シート開発へと着手、開発チームはシートの品質を向上させるために、健康的な生活を目指す人間工学の原理を様々に応用しながら製品開発を続けてきているのだ。
つまりAKRacingのゲーミングチェアは、レーシングシートを元にして、PCで長時間快適に作業できるように、長い間人間工学に基づいた各種技術を集約し製品化されたプロフェッショナル向けのチェアなのだ。
■もちろんオフィスチェアとしても最高峰のクオリティ
さてAKRacingの製品がどういうものか理解してもらったところで、さっそく本題の体験レポートに入ろう。「ゲーミングチェア」に座った第一印象だが、「究極の座り心地を追求した最高峰ゲーミングチェア」と謳っているだけあり、非常に快適な座り心地だ。
これまで使っていたのは、Amazonで購入した3千円代の安物のチェアだ。値段的には十倍近い差であるが、それ以上の、まさに雲泥の差と言っても過言ではないほど。各部のクッションは柔らかすぎず硬すぎず、非常に心地よい。体からの圧力を分散し、集中的に圧力の掛かる部分をなくすことで、疲労を軽減してくれるのだ。これぞまさに人間工学。
イスの高さは座面下のレバーを引き上げて調整できる。クラス4のガスシリンダーを採用、最大荷重150kgなので、かなりの巨体を含めたいていの人は問題なく使える。
本製品にはリクライニング機能があり、なんと最大180度まで背もたれを倒すことができる。右脇にあるレバーを上に持ち上げると、背もたれを倒せるようになっている。このあたり自動車シートを倒すのと同じ構造だ。このあたりレーシングシート出身を実感できる部分だ。
倒したい好みの角度になった時点でレバーを離すと、その角度にしっかり固定される。筆者は作業の途中で少し休みたいときに、この機能を利用。チェアに座って快眠できたのは、飛行機のビジネスクラス以来だ。この機能、ホントにイイです。
椅子の背面や座面の素材には、見ために美しいだけでなく、耐久性にも優れたPUレザーを使用している。日ごろのメンテナンスに気を使わなくて済むのがうれしい。
小さな枕に見えるヘッドレストは、頭と首を支え、長時間座っても疲れにくい姿勢を作り出してくれる。取り外し可能だが、付けていたほうが、首を固定できるので疲れにくい。
アームレストは適度なカーブがあり、横にあるレバーを上に持ち上げることで、4段階に高さ調整ができる。好みの問題だが、筆者は机の高さに合わせて調整している。こうすると、キーボードを打つ際、肘をアームレストに置いたままにできる。個人差があるので一概には言えないが、筆者はこのおかげで重かった肩こりがかなり解消された。
腰が当たる部分には、ランバーサポートと呼ばれる枕のようなクッションが用意されている。腰椎をシッカリと支えて正しい姿勢になるようにサポートしてくれる。こちらもヘッドレストと同じく、取り外しが可能となっている。人間の背骨はゆるやかなS字になっており、その形に近いほうが腰への負担が減る。当然、ランバーサポートがあったほうがチェアとのフィット感があり、非常に楽に作業ができた。
本製品、分解された状態で届くため、自分で組み立てが必要となる。その点は、組み立て指南の写真と動画が掲載されている詳細な解説ページが用意されており、これを見れば、工具を扱うことが苦手な人でも、楽に組み立てることができるだろう。また、筆者のような組み立てが好きな人にとっては、完成までが非常に楽しい時間であった。
価格はAmazonで42,800円のところ、4月11日までの期間であれば、注文確定時にさらに2割引となるキャンペーンも開始されている。4万円を切る(税別34,240円)となるので、かなりお買い得だと言える。
これまで格安のチェアを使っていた筆者とって、今回本製品を実際に使ってみた実感として、本製品は「お値段以上の価値がある」と感じた。実際にこの製品を使い始めてから、ひどい肩こりや作業終了時に感じていた腰の重さがなくなった。いままでゲーミングチェアを知らなかったことを、かなり後悔しているほど。
以上、AKRacing「Nitroゲーミングチェア」なら高級なオフィスチェアの5分の1以下の価格で快適なオフィスチェア環境を実現できることがお伝えできたと思う。快適かつコスパの良いオフィスチェアをさがしているなら文句なしにおススメめしたい製品といえる。
■AKRacing「Nitroゲーミングチェア」
■テックウインド
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
■カルチャーに関連した記事を読む
・モンストの限定アイテムも販売「モンスト物産展」が渋谷マルイにて4月17日まで期間限定オープン
・ニコンが本気でコスプレイヤーの撮影方法を教えます。「Cosgenic Lesson」を公開
・ヘッドフォンの鳴る仕組みは?親子で学ぶソニー・エクスプローラサイエンスのワークショップ<PR>
・「ドラクエX」でのネット遠足やウイイレを使ったサッカー部など。N高校の教育システムなどを公開
・ドワンゴ、アニメ制作ソフト「OpenToonz」を無償提供。ジブリ作品で使われたToonzに新機能を追加