子どもの学習姿勢を家具でサポート！オカムラ、子ども向け学習家具「mirumio」発表会

2024-11-30
カルチャー
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株式会社オカムラは、人間工学に基づいて好ましい学習姿勢をアシストする子ども向け学習家具「mirumio（ミルミオ）」を、2025年3月より個人向けブランドECサイト「OKAMURA Lifestyle Store」にて発売する。これに先立ち、応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」にて、2024年12月20日（金）より先行販売を開始する。また、発売に先立ち、2024年11月18日（月）にはメディア関係者向けに新製品発表会を実施した。

■オカムラのファンになって欲しい
発表会は、主催者を代表して、株式会社オカムラオフィス環境事業本部開発本部長眞田弘行氏の挨拶から始まった。

株式会社オカムラオフィス環境事業本部開発本部長眞田弘行氏

子ども向け学習家具「mirumio」を開発するに至った経緯について、眞田氏は2つの理由を明らかにした。
ひとつは、「人生で初めての椅子がオカムラであれば、さらに愛されるブランドになるのではないか」という販売現場からの何気ない声である。もうひとつは、リモートワークの定着によってオフィスチェアを自宅用に購入する人が増加したことから、子どもにもオカムラの椅子を使用してもらい、ファンになってもらうストーリーを考えた。

しかし、椅子の開発は2つの理由により、思うようには進まなかったという。
ひとつは、子どもの成長が早く、すぐに椅子のサイズが合わなくなることである。もうひとつは、椅子だけを開発しても、正しい姿勢で学習するためにはデスクもセットにする必要があると気づいたことである。さらに、パソコンやタブレットを使用する学習スタイルが増えてきたことから、これらにもオプションで対応する必要が生じた。

眞田氏は『「子どもの成長に合わせる」「正しい姿勢を身に着ける」というコンセプトのもと、開発を進めてきました。この2つのコンセプトを大事にしながら、丁寧に販売したいと考えております。「mirumio」を使用する子どもが長きにわたってオカムラのファンになってもらうことを願っております。』と語った。

■子どもの成長に合わせて、家具も成長する
引き続き、株式会社オカムラオフィス環境事業本部マーケティング本部ワークプレイス製品部の岩田友香氏より、「mirumio」の製品特長が紹介された。

株式会社オカムラオフィス環境事業本部マーケティング本部ワークプレイス製品部岩田友香氏

「mirumio」は、「子どもの成長に合わせて、家具も成長する」をテーマに、小学生から中学生・高校生まで、長く使うことを想定したデスクとチェアだ。一年で大きく変化する子どもの身体に合わせて簡単にデスクの高さやチェアの調節ができる。オカムラがオフィス向け製品で培った人間工学の知見を生かし、学習時に好ましい姿勢をアシストできるように設計した。

子ども向け学習家具「mirumio」

デザインにおいては、大人になっても使い続けてもらえるよう“子どもっぽさ”を排除しているのが特徴だ。学習家具にありがちな丸みが多い“子どもっぽさ”があるデザインではなく、曲線を持ちつつも部分的にシャープさを出したりエッジを効かせたりすることで軽快さのあるデザインに仕上げた。インテリアになじむため、大人になっても使いやすいデザインだ。

デスクにはワゴンやブックエンドなどの学習家具として一般的なアイテムに加え、現代の学習環境に合わせてタブレットスタンドも品ぞろえしている。子どもが成長してタブレットが不要になった場合には飾り棚としても使用できる。

ワゴン

タブレットスタンド

ブックエンド

■「mirumio」体験会
体験会では、スタッフの説明を受けつつ、「mirumio」を実際に体験することができた。
椅子は大人でも座りやすく、座り心地も良好であった。デスクは高さを調整できるため、大人でも快適に使用できる仕様だ。シンプルな設計のため、ビジネスデスクとしての使用にも適していると感じた。