エプソン初のトレッキングギア「WristableGPS for Trek」が登場


エプソンは、同社の複数のセンサー情報を融合して、より高度な計測精度を実現する技術である「センサー・フュージョン・テクノロジー」を搭載し、登山に必要な5つのセンサー情報を融合し、3D標高ナビゲーションが目的地までの距離、標高をガイドしてくれるGPS Sports Monitor「WristableGPS」(リスタブルGPS)シリーズ初のGPS機能付きトレッキングギア「WristableGPS for Trek」の『MZ-500B』と『MZ-500S』」を発表した。発売は8月7日より。今後1年間の販売台数は、1万台を予定。

これまでエプソンは、同社が培ってきた独創のセンシング技術を活用した高精度なウエアラブル機器を提供を重ねてきた。たとえばスポーツ領域では精度の高いデータと専門家の知見を合わせた商品をランニング向け、ゴルフ向け製品を発売してきた。

■ランニング向けの製品をカスタマイズし登山向けに
具体的にはランニング向けの製品として、「WristableGPS」シリーズがある。同製品はGPS機能搭載により、正確な位置情報および時間情報の把握で大変好評を得た。GfK Japanによると全国有力家電量販店・総合量販店・インターネット通販市場においてスポーツウオッチ(Wrist Sport Computer)で2014年度(2014年4月-2015年3月)販売数量No.1の実績を誇る。

新登場の『MZ-500B』、『MZ-500S』は、ランニング向け商品で最も高い評価を得ている「高精度な測位」を、センサー・フュージョン・テクノロジーによりさらに高いレベルで実現させたトレッキングギア製品となる。

■センサー・フュージョン・テクノロジーとは?
このセンサー・フュージョン・テクノロジーとは、複数のセンサー情報を融合してより高度な計測精度を実現する技術で、5つのセンサー「GPSセンサー」、「地磁気センサー」、「加速度センサー」、「温度センサー」、「気圧センサー」から得られた情報を独自のアルゴリズムにより、さらに精度を向上させる技術である。

一般的なアウトドアウオッチでは、標高計測は気圧計から算出するものがほとんどだが『MZ-500B』、『MZ-500S』では自社開発の高精度GPSセンサーを搭載しており、気圧センサー、温度センサーとの併用により標高精度を向上。本体にはナビゲーション機能を搭載しており、様々なルート設定が登録可能だ。

■様々な確認ができる「高ナビゲーション機能」
「高ナビゲーション機能」により、「あとどれくらい歩くのか」だけではなく「あとどれくらい登るのか」を本体上で視覚的に確認することができるため、登山を楽しむ人だけでなく、高低差のある山間部を走行するトレイルランニング愛好家に向いている。

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しかも、落下や衝撃なども考慮し、登山に必要な堅牢性を備えている。それでありながら本体重量65gと非常に軽量だ。かつ、バッテリー稼働時間も高精度モード(GPS毎秒計測)で46時間、長時間モード(間欠計測)で110時間と長時間持つので登山中にバッテリーが切れてしまう心配がぐんと減るのはうれしい。

時計表示モードでは30日間稼働が可能で、普段使いでも使用できる。また、登山中だけではなく、登山準備時には登山ルートの登録・読込みが可能で、さらに登山後にも振返り・SNS連携まで可能となっている。

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■スペシャルサイトも開設
今回、エプソンとしては初めての製品となるためスペシャルサイトを開設。同サイトではスペシャルゲストへのインタビューや、開発者が語る開発思想など、「WristableGPS for Trek」による今までにない登山体験を紹介するコンテンツが用意される。

■製品概要
製品名:WristableGPS for Trek
型番:MZ-500B
型番:MZ-500S
価格:オープンプライス
実売予想価格:4万円台後半(税別)
発売時期:8月7日より

スペシャルサイト
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