- 2015-6-24
- カルチャー
- お茶, サントリー, ペットボトル, 伊右衛門
- 一足先に伊右衛門の夏の味を体感!「サントリー緑茶 伊右衛門 夏の味体感セミナー in 沖縄」レポート はコメントを受け付けていません
サントリー食品インターナショナルから発売中の緑茶「伊右衛門」。今年度から新たに四季に応じた味を提供していくことは以前、「四季折々の美味しいお茶をお届け!サントリーの新「伊右衛門」本日より発売」でご紹介した通りだ。これまでは春の味が提供されていたが、6月下旬より順次夏の味に切り替わることになっている。これに先立って夏の味を体感すべく、沖縄県那覇市で「サントリー緑茶 伊右衛門 夏の味体感セミナー」が開催された。
セミナーにはサントリー食品インターナショナルから、食品事業本部 ブランド戦略部の塚田英次郎課長、同社食品事業本部商品開発部の小林真一氏が登壇し、どうして伊右衛門が、今年からこのように変わったのか紹介された。
塚田氏によると、現代ではお茶の原体験が変化しているという。1995年のペットボトル飲料が一般化されたときはまだ、お茶とは急須に入れて飲むものだという文化だったが、2015年現在ではお茶派55%、ペットボトル派45%のように変わってきたとのこと。これまで20年でこのように変化してきたので、今後20年はさらにペットボトルで飲むものである、と定着することだろう。
古くからのいい習慣である緑茶がペットボトルで気軽に飲めるのはよいという購買者の意見もあるとか。ただし日本人にとって緑茶はソウルドリンク。そこで日本人の心であり、その象徴であるお茶を次世代へ、そして世界中につないでいく役割を担うべく、伊右衛門をもっとも日本らしさを感じさせる飲料へと成長させるための変化が、今年のリニューアルなのだ。
キャッチフレーズは「もっと、日本へ。」。四季で変わるおいしさを体験し、日本茶のおいしさ、楽しさを体験し、食を中心とした日本の良さを再発見することができればと塚田氏は語った。ちなみに、このキャンペーンとして新茶摘み体験イベントを実施したほか、2015年7月19日には、3キロにわたる「高低差世界一流しそうめん」を徳島県の奥祖谷で行うそうだ。
小林氏からは商品についての詳細な説明があった。これまでのペットボトルのお茶は工業製品だからどの容器・容量も1年中同じ味わいであった。しかし新しい価値の提案として、伊右衛門は四季に合わせてお茶の味わいを変えていき、その時々にもっともおいしいお茶を提供することにしたとのこと。
実際に今回の開発チームでも、同じお茶を夏に試飲したときはさっぱりしておいしいと感じたものの、秋に飲むと少し物足りなさを感じたそうだ。つまり、同じお茶であっても、夏と秋では味わいの感じ方が違うと言うこと。そこからもたらされたのが「ウェザーマーチャンダイジング」という考え方。嗜好は気温による人体活動の変化の影響を受けるのだ。
そしてまた開発のヒントとなったのは、老舗のお茶の心遣い。福寿園の茶匠である谷口良三氏によると、リーフとして淹れるお茶も春には新茶、暑い夏の時期には水出ししたさっぱりしたお茶、秋には味わい深いかぶせ茶を出すとのこと。そこで季節ごとの嗜好に合わせてお茶を出すことにしたそうだ。
「冬の時期にも夏のお茶を試さなければいけなかったので、その際には37度にもなる製品保管試験庫にこもって汗を流しながら試飲した」と小林氏。これから本格的に始まる夏には、ごくごくと飲めるさっぱりとした伊右衛門を飲んでみてはいかがだろうか。
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