取引先や他部署から送られてきたテキストデータをExcelのファイルにしたい場合、データをインポートできる。このとき、元のテキストデータが更新されると、Excelファイルも自動更新されるようにする方法がある。データが更新される可能性がある場合は、設定しておくと作業効率がアップする。
■知っ得No.545 テキストデータをインポートする
Excelの[データ]タブで、[外部データの取り込み]グループの[テキストファイル]をクリックする(画面1)。
画面1 [データ]タブの[テキストファイル]をクリックする。 |
[テキストファイルのインポート]ダイアログボックスで、インポートしたいテキストファイルを選択し、[インポート]をクリックする(画面2)。
画面2 インポートしたいテキストファイルを指定して[インポート]をクリックする。 |
[テキストファイルウィザード]ダイアログボックスの1で取り込みたいファイルの形式を、2でフィールドの区切り文字を、3で列ごとのデータ形式を選択し、最後に[完了]をクリックする(画面3)(画面4)(画面5)。
画面3 取り込みたいファイルの形式を選択して[次へ]をクリックする。 |
画面4 フィールドの区切り文字を選択して[次へ]をクリックする。 |
画面5 列ごとのデータ形式を選択し、[完了]をクリックする。 |
[データの取り込み]ダイアログボックスで[既存のワークシート]を選択し、[プロパティ]をクリックする(画面6)。
画面6 [既存のワークシート]を選択し、[プロパティ]をクリックする。 |
[外部データ範囲のプロパティ]ダイアログボックスの[コントロールの更新]で、[更新時にファイル名を確認]をオフに、[ファイルを開くときにデータを更新する]をオンにすれば、ファイルを開く度に、取り込んだ元ファイルの内容に合わせてExcelのデータが自動的に更新されるようになる(画面7)。
画面7 [コントロールの更新]で、ファイルを開いた際に、元データのファイル名を確認せずに更新するよう設定する。 |
[OK]をクリックして各ダイアログボックスを閉じると、データがインポートされる(画面8)。
画面8 テキストファイルのデータがインポートされた。 |
このように設定しておけば、新しく元データが更新された状態で送られてきた場合でも、Excelファイルを開いた段階で、更新を反映できる。手動で直す必要がないので便利だ。
編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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