- 2015-5-12
- カルチャー
- サントリー, ペットボトル, 伊右衛門, 冬, 夏, 春, 秋, 緑茶
- 四季折々の美味しいお茶をお届け!サントリーの新「伊右衛門」本日より発売 はコメントを受け付けていません
サントリー食品インターナショナルから発売されている緑茶「伊右衛門」が大幅リニューアルされて、2015年5月12日から新登場する。 今回のリニューアルでは、容器や容量ごとの飲み方や、飲用シーンが異なること、季節ごとに水分摂取量や嗜好、飲用実態が異なることに着目。どの容器・容量でも一年中同じ味わいであるというこれまでの緑茶飲料の常識を覆し、日本らしい心遣いとして、飲み方や季節に合わせてお茶の味わいを変えていくとのこと。具体的には四季折々に1種類ずつ、年4種類のお茶を提供していくことになる。 今回の商品だが、開発チームでの体感も開発のヒントとなったという。それは、夏(7月頃)に飲んだお茶はさっぱりして美味しいと感じるのに、同じお茶でも秋(10月頃)に飲むと少し物足りなく感じたという。
そこで、「嗜好は気温による人体の活動における変化に影響される」というウェザーマーチャンダイジングの考えを導入。春には新芽のさわやかさ、夏には火入れを弱くした水出しの清涼感、秋には強めに火入れをし、甘みを出した熟成抹茶の口切りの味わいといったように、茶葉の世界でも季節に合わせた味わいを提供していることもヒントとなったとのこと。季節ごとの基礎代謝量の変化と味の濃さを考慮し、さらに春夏はさわやかに、秋冬には甘香ばしい香りを多くするといった香り設計を行い、新たに商品開発したそうだ。
発売前日の5月11日に開催されたプレス向けの先行試飲会には、京都・福寿園の茶匠である谷口良三氏も登場し、春夏秋冬の伊右衛門について解説をしてくれた。
5月12日から発売される春の伊右衛門は柔らかく、みずみずしく仕上げたお茶。新芽を揉みながら茶葉にしていく。新茶は濃緑でつやつや。さわやかな香りの高いお茶となっている。それほど深く火入れもせず、乾燥する程度で終わらせているとのこと。
夏の伊右衛門は、さわやかな抹茶の味わいがするお茶。抹茶の原料としては甜茶を使っており、石臼でゆっくりていねいに引いてある。夏の抹茶の飲み方として「冷抹茶」があるとのこと。少量の水で点てたお茶を飲むそうだ。このやり方を夏の伊右衛門に応用しており、石臼引きのお茶をゆっくりと抽出。抹茶の中に含まれている渋みの成分を押さえた、さっぱりとした飲み口となっている。
秋の伊右衛門は香り豊かなお茶を提供したいと思って開発したとのこと。リーフの世界では、春に新茶を摘み取り、甜茶をすぐに使うことなく、いったん茶壺に入れてしばらく寝かせ、11月に口切りの茶事で口を切って“おもてなし”をするということがあるとのこと。寝かせることで青臭さを取り、まろやかな味わいにするのが目的だ。ここでは一番茶のかぶせ茶を使っており、香り豊かな仕上げとなっている。
冬の伊右衛門はふんわりと香る伊右衛門を目指している。今までのお茶と違ってこんがりと焼けた褐色の、香ばしい感じ。ふんわりとした香りを出すのは難しかったそうで、試行錯誤の結果できたのが、甘い香りのあるお茶を使うこと、お茶を強い火力の赤外線であぶって火入れをするという方法を採ることだった。その結果茶葉がじんわりと膨らみ、そこでふんわりとした香ばしい香味を付けることができた。しかしこの調整はかなり難しかったそうだ。暖ためて美味しいお茶として仕上がっている。
なお新「伊右衛門」の発売を記念して、「季節のおいしさ飲み比べ体験セット」を1万名にプレゼントするキャンペーンを行っている。パソコンやスマホ、携帯電話から「キャンペーンサイト」にアクセスし、好きな季節を応えて応募フォームに必要事項を記入するだけだ。500mlのペットボトル3本(春・夏・秋)と345mlのペットボトル1本(冬)のセットが当たるので、是非とも応募してみてはいかがだろうか。
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