日本エイサーがSIMロックフリー端末「Acer Liquid Z200」を日本市場に投入


以前に「今後の事業戦略は? グッドデザイン賞受賞で来日中の本家Acer CMO 直撃レポート」という記事で本家Acer(エイサー)のCMOであるMaarten Schellekens(マーティン・シェルケンス)氏に、直接「日本にAcerのスマートフォンを投入する計画はあるのか?」という質問をぶつけた。その返事は具体的な時期や製品の名言を避けつつも「日本市場にスマートフォンを導入する計画はある」というものであった。

今回、正式に日本のスマホ市場に対し、低価格のSIMロックフリー端末「Acer Liquid Z200」を投入することを正式に発表した。

ここのところ低価格の端末投入が相次いでいる。格安SIMと低価格端末を組み合わせることで、大手キャリアとは比べ物にならないほど安くなる。

■販売されるのはブックオフ店舗のみ、データ通信のみのシンプルコース
「Acer Liquid Z200」の販売は、中古本販売チェーン「ブックオフ」(BOOKOFF)を展開するブックオフコーポレーション株式会社の全国の一部ブックオフチェーン店舗で、丸紅グループが提供する格安SIMカードのブックオフオリジナルプランをセットにして販売される。

データー通信のみのプラントなっているが、050 PlusやLINE、Skypeといったアプリを使った通話が可能となっている。搭載するOSはAndroid 4.4.2だが、Acerオリジナルのメニュー「Quick Mode」(クイックモード)にはあらかじめ4種類のUIが用意されている。

■4つのメニューが選択できる「Quick Mode」(クイックモード)
目的に応じてメニューを切り替えることができる「Quick Mode」であるが、シンプルなメニュー構成となっているのでAndroidの通常画面が難しいと考えている人に向くだろう。4つのモードは以下、

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・シニアモード
よく使う連絡先を顔写真付きで10件登録でき、シニア世代にも使いやすい「フォトダイヤル機能」を搭載。長押しするだけで簡単に電話をかけられる「短縮ダイヤル機能」。アドレス帳、SMS、拡大鏡、時計、天気アプリのほか、好きなアプリ(または機能)1つの表示が可能になっている。文字通りシニア層向けのモード。

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・ベーシックモード
連絡頻度の高い連絡先を6つまでの写真付きで登録が可能な「フォトダイヤル機能」。「長押しで電話をかけることができる短縮ダイヤル機能」。アプリの使い過ぎやパケットの無駄遣いを防止できる、機能を最小限に限定できる、子供向けモード。

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・クラシックモード
使いやすさを追求し、アプリや機能をカテゴリ別に分けた構成。全機能にアクセスしたいが、わかりにくのがイヤだというスマートフォン初心者向けの簡単モード。

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・キーパッドモード
アプリや機能をカテゴリ別に分けたほか、ダイヤルすることが多いユーザーのためにメインとしてキーパッドを表示する。ビジネスユース向けのモード。

なお、CEOインタビューの際に紹介したが、「Acer Liquid Z200」は低価格モデル。同社には「Acer Liquid Jade」というハイスペックモデルも存在しており、今回の反応を見て、同モデルないしは、新モデルが日本市場に投入される可能性もあるかもしれない。

■製品概要
シリーズ名:Liquid Zシリーズ
型番:Liquid Z200
発売時期:1月28日より
市場予想価格:1万円前後(税別)

Acer

取り扱い店舗一覧
Liquid Z200
日本エイサー

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