- 2017-5-23
- カルチャー
- 「叡王戦」がタイトル戦へ昇格。将棋棋戦が8大タイトルに はコメントを受け付けていません
ドワンゴと日本将棋連盟は、両者が主催する「叡王戦」が第3期からタイトル戦へ昇格することを発表した。タイトル戦の発足は1983年度の王座戦(第31期からタイトル戦)以来34年ぶりで、将棋界初の8大タイトルとなる。
第3期叡王戦には、全現役プロ棋士に加え、主催者の推薦により決定する女流棋士1名およびアマチュア1名が出場。段位別予選と本戦を勝ち抜いた2名が決勝七番勝負を行い、先に4勝した棋士が「叡王」の称号を獲得する(第4期以降は本戦優勝者が叡王への挑戦権を獲得)。第2期叡王戦で優勝した佐藤天彦叡王は、シードとして本戦トーナメントから出場する。なお、段位別予選は今年の6月中旬~10月、本戦は11月~12月、決勝七番勝負は
来年3月~5月に開催予定だ。
■新タイトル戦「第3期叡王戦」概要
開催時期: 2017年6月中旬~2018年5月
出場者: 全現役プロ棋士、女流1名(主催者による推薦)、アマチュア1名(主催者による推薦)
対戦形式: 段位別予選と本戦からなるトーナメント戦、本戦決勝は七番勝負
<段位別予選>
開催時期: 6月中旬~10月
出場棋士: 全現役プロ棋士、女流1名、アマチュア1名
ルール : 持ち時間各1時間(チェスクロック方式)・秒読み60秒
本戦出場枠: 四段1名、五段2名、六段2名、七段2名、八段3名、九段5名の計15名
<本 戦>
開催時期: 2017年11月~2018年1月
出場棋士: 予選を勝ち抜いた15名、佐藤天彦叡王
ルール : 持ち時間各3時間(チェスクロック方式)・秒読み60秒
<決勝七番勝負>
開催時期: 2018年3月~5月
出場棋士: 本戦決勝進出者2名
ルール :
【第1局・第2局】 と 【第3局・第4局】 と 【第5局・第6局】で、それぞれ持ち時間(下記A~C)を変更して対局を行う。ただし【第7局】は持ち時間6時間で実施。どちらかが4勝した時点で対局は終了。振り駒により第1局で先手となった棋士が【第1局・第2局】の持ち時間を決定し、第1局で後手の棋士が【第3局・第4局】の持ち時間を決定する。
※振り駒は、上位者の振り歩先で行い、「歩」が多かった場合は、上位者が第1局・第3局・第5局で先手、「と」が多かった場合は、上位者が第2局・第4局・第6局で先手となる。第7局はあらためて振り駒をする。
■第3期叡王戦
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