- 2026-11-4
- カルチャー
- 金継ぎ器が並ぶ隠れ家!築70年超の一軒家に「つぐつぐ京都店」開業。新作「つぐ盆」も初公開 はコメントを受け付けていません
株式会社つぐつぐは、2026年11月1日(日)、京都市東山区に金継ぎ専門店である「金継ぎつぐつぐ京都店」をオープンした。東京・恵比寿本店、浅草店に続く3店舗目だ。築70年以上の木造一軒家を修繕した京都店では、伝統金継ぎワークショップ、金継ぎ器の展示・販売、金継ぎキットの販売に特化した。
1階には東京の既存2店舗を上回る100点以上の金継ぎ・漆芸作品を展示し、まるで美術館のように作品を鑑賞・購入できる空間を設けた。
さらに、盆栽鉢を金継ぎし、水やり不要のプレザーブド盆栽と組み合わせた新たなインテリアアート「つぐ盆(TSUGU BON)」を初公開する。東京から異動したベテラン金継ぎ師2名を中心に、京都での新規雇用も進め、日本の伝統文化を国内外へ発信する新たな拠点を目指す。
■1階は、まるで金継ぎの美術館。金継ぎ・漆芸作品100点以上を展示・販売
京都店の最大の特徴は、1階に広がる金継ぎ器の展示・販売スペースだ。金継ぎとは、割れたり欠けたりした器を漆で修復し、金などで美しく仕上げる日本の伝統技術だ。傷跡を隠すのではなく、その器だけが持つ新たな表情として生かす。つぐつぐの東京・恵比寿本店と浅草店でも、職人や漆芸家が手がけた金継ぎ器を販売してきた。
近年、国内外のお客様からの関心が高まっていることを受け、京都店では展示・販売を大幅に拡充。つぐつぐ3店舗で最多となる100点以上の金継ぎ・漆芸作品を取りそろえた。金継ぎ師が一つひとつ手作業で仕上げた金継ぎ器に加え、漆塗りを施した木製ワイングラスなど、多彩な作品を展示・販売する。金色の線が描く模様、元の器との色彩の対比、職人によって異なる仕上げの表情。
ひとつとして同じものはない。
京都店が目指すのは、金継ぎ器を単に販売する場所ではなく、さまざまな作品を眺めながら、金継ぎの奥深い美しさに出会える場所だ。展示作品は購入することも可能だ。日常使いの器からインテリアとして楽しむ作品まで、幅広い金継ぎの魅力を紹介する。金継ぎワークショップに参加しない方も、店内の作品を自由に見ることができる。
■金継ぎ×盆栽。水やり不要の新作アート「つぐ盆(TSUGU BON)」を初公開
京都店のオープンに合わせて、金継ぎと盆栽を掛け合わせた新たなインテリアアート「つぐ盆(TSUGU BON)」を初公開する。
つぐ盆は、割れた盆栽鉢を本漆と金粉を用いた伝統的な金継ぎの技法で修復し、保存加工を施したプレザーブド盆栽(Preserved bonsai)と組み合わせた作品だ。
最大の特徴は、生きた盆栽ではないこと。
水やりや剪定などの日常的な栽培管理を必要とせず、日本の盆栽の美しさをインテリアとして気軽に楽しめる。
また、生きた盆栽とは異なり、海外からの旅行者にも持ち帰りやすい日本文化のアート作品として提案する。
つぐ盆の魅力は、管理の手軽さだけではない。
金継ぎで修復した盆栽鉢は、一つひとつ割れ方や金の線が異なる一点もの。そこに自然の造形を残したプレザーブド盆栽を合わせることで、世界に一つだけの景色が生まれる。
金継ぎは、壊れたものに新たな美しさを見いだす文化だ。
盆栽は、小さな鉢の中に自然の景色を表現する文化だ。
この二つの日本の美意識を、一つの作品に込めた。
「つぐ盆」という名前にも、想いが込められている。
「つぐ」は、金継ぎの「継ぐ」。
「盆」は、盆栽の「盆」であり、受け継ぐものを迎える日本の「お盆」の盆。
そしてフランス語で「良いもの」を意味する「bon」にも通じている。
ブランドコンセプトは、「受け継ぎ、次へとつないでいく器と緑」。
壊れた鉢を直すことで新たな価値が生まれ、時を経た緑とともに、次の世代へ受け継いでいく。
つぐつぐが大切にしてきた「ものを捨てずに、大切に使い続ける」という考え方を、金継ぎ器からさらに広げた作品だ。
京都店では、オープンに合わせて「つぐ盆」2点を初公開し、展示・販売を開始する。
今後も作品のラインアップを少しずつ増やしていく予定だ。
■本漆と23金を使用。90分で本物の伝統金継ぎを体験
京都店の2階には、最大10名が参加できる金継ぎワークショップ専用スペースを設けた。
ここで体験できるのは、本漆と23金の金粉を使用した伝統金継ぎだ。
金継ぎは通常、漆を乾燥・硬化させるために何週間、何か月もの時間がかかる。
つぐつぐでは、職人があらかじめ下準備を施した器を使用することで、初心者でも90分で複数の工程を体験できる独自のワークショップを提供している。
最後は自身で金粉を蒔いて仕上げ、完成した金継ぎ器を当日持ち帰ることができる。
京都旅行の記念に、日本の伝統技術を学びながら、自分の手で仕上げた一点ものを持ち帰る特別な体験だ。
【伝統金継ぎワークショップ】
・所要時間:90分
・料金:22,000円(税込)/名
・定員:最大10名
・内容:伝統金継ぎの説明と複数工程の体験
・完成した金継ぎ器のお持ち帰り付き
・予約優先制
■東京からベテラン金継ぎ師2名が京都へ。職人の技術を伝える拠点に
京都店の開業にあたり、東京・恵比寿本店で長年にわたり指導経験を積んできたベテラン金継ぎ師2名が京都へ異動した。
つぐつぐでは、年間1,000件以上の金継ぎ修理を手がけ、10名以上の金継ぎ師が所属している。
京都店では、東京で培ってきた技術と指導経験を生かし、本物の材料を用いた伝統金継ぎを国内外のお客様に伝えていく。
また、京都での新規雇用も進めており、地域に根ざした店舗づくりにも取り組む。
京都店は、まず伝統金継ぎワークショップ、金継ぎ器や金継ぎキットの販売という2つの事業に特化してスタートする。
実際に修理に携わる専門家が金継ぎの魅力を伝えること、そして金継ぎという専門技術を仕事にできる環境を広げることを大切にしている。
■築70年以上の京都の家を修繕。「直して使う」を建物でも体現
京都店が誕生したのは、京阪本線・清水五条駅から徒歩約10分の場所にある、築70年以上の木造2階建ての一軒家だ。
建仁寺や六波羅蜜寺などの名所にも近く、観光地のにぎわいから少し離れた、静かな路地に位置する。
古い建物を取り壊して建て替えるのではなく、傷んだところに手を入れ、修繕しながら新たな役割を与える。
それは、壊れた器を修復し、新たな価値を見いだす金継ぎの考え方そのものだ。
長い年月を経てきた建物で、同じように年月を重ねた器を修復し、その美しさを未来へつないでいく。
京都店は、つぐつぐの理念を空間そのものでも表現した店舗だ。
■代表取締役・俣野由季 コメント
「私が金継ぎに出会ったきっかけは、海外で購入したお気に入りの器を割ってしまったことでした。
金継ぎを通じて、壊れたものが以前よりも魅力的になるという日本の美意識に出会い、その感動を世界中の人に伝えたいと思うようになりました。
今回、京都では築70年以上の建物を修繕し、金継ぎのお店として新たに使わせていただきます。
そして、金継ぎ器を美術館のように楽しめる空間や、新作品『つぐ盆』を通じて、金継ぎの新しい可能性も提案していきます。
ものを直して大切に使い続ける日本の文化を、京都から世界へ広げていきたいと思っています。」
株式会社つぐつぐ
代表取締役 俣野由季
代表取締役 俣野由季
■金継ぎつぐつぐ京都店 店舗概要
店舗名:金継ぎつぐつぐ 京都店(Kintsugi Tsugu Tsugu Kyoto)
オープン日:2026年11月1日(日)
住所:〒605-0811 京都府京都市東山区小松町572-15
営業時間:10:00〜18:00
定休日:水曜日
アクセス:京阪本線「清水五条駅」より徒歩約10分
主なサービス:
・伝統金継ぎワークショップ
・金継ぎ器の展示・販売
・新作品「つぐ盆」の展示・販売
・金継ぎキット、道具・材料の販売
Googleマップ:
https://maps.app.goo.gl/V38wgAsJvHqEydQQ8
※住宅街の細い路地に位置するため、近隣への配慮が必要だ。駐車場・駐輪場はない。
■株式会社つぐつぐ
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代表取締役・ITライフハック代表
ITライフハック編集長・ライター
ITライフハック副編集長・ライター
