台湾の“ものづくり力”が集結、速水もこみちさんが最新DIYを体験!JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026「台湾パビリオン」開幕式・内覧会イベント

  • 2026-8-28
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台湾を代表するDIY・工具・住生活関連メーカー51社が集結するJAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026「台湾パビリオン」開幕式・内覧会イベントが、2026年8月27日(木)、幕張メッセで行われた。
世界トップクラスのシェアを誇る精密手工具をはじめ、高機能なDIY・産業資材、収納用品、住宅関連アイテムなど、「Made in Taiwan」の技術力とデザイン性を生かした幅広い製品が紹介された。

開幕式・内覧イベントには、台湾貿易センター(TAITRA)秘書長の王熙蒙(Simon Wang)氏、JETRO(日本貿易振興機構)理事の高島大浩氏、日本DIY・ホームセンター協会 会長の稲葉敏幸氏が登壇。ゲストには俳優の速水もこみちさんが迎えられ、台湾のものづくりとDIYの魅力について語った。

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■「できない」から「やってみよう」へ。台湾企業が生み出すソリューション

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開幕式でTAITRA秘書長の王熙蒙氏は、まず「DIY」という言葉そのものについて触れた。家の中で何かを直したいと思っても、ノウハウや工具がなければ、「自分にはできない」と諦めてしまうことが多い。しかし、使いやすく便利な工具があれば、その気持ちは「やってみよう」に変わる。

王氏は、台湾企業のものづくりについて、「台湾企業は技術だけではなく、一般ユーザーやプロユーザーの日常の“悩み”から発想して製品を開発し、ソリューションを提供している」と説明した。

また、日本市場では高い品質や安全性、細部へのこだわりが重視されているとしたうえで、そうしたニーズと、台湾企業が強みとする精密な製造技術やイノベーションを結びつけることで、「共同開発やさまざまなコラボレーションが今後、期待できる」と語った。

単に高性能な製品をつくるのではなく、こうした「使う人の困りごと」を起点とする発想は、会場に並ぶ製品にも共通して見られた。

■半導体やAIだけではない。日台をつなぐ「ものづくり」

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台湾と日本の経済交流と聞くと、近年は半導体やAI、自動車などの先端産業を思い浮かべる人も多い。しかし、JETRO理事の高島大浩氏は、両国を結びつけるものはそれだけではないと語る。

「台湾と日本を結びつけている、もっと大事な共通の価値観があるのではないか。それは、“ものづくりを通じて人々の暮らしを豊かにする”という考え方ではないかと思う」

日本にも台湾にも、高い技術力を持つ中小企業が数多く存在する。高島氏は、そうした企業は大企業の影に隠れがちだが、実は国や経済を支える重要な存在だと指摘した。

その例として挙げたのが、新潟県燕三条地域に本社を置くアウトドアブランド、スノーピークだ。地域に根差した企業であっても、自社ブランドを育て、世界市場へ進出することはできる。

高島氏は台湾企業に対し、日本で同じ価値観を持つパートナーを見つけ、日本を足がかりに世界市場へ展開してほしいと期待を寄せた。

■日本のホームセンターは「暮らしのインフラ」へ

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日本DIY・ホームセンター協会の稲葉敏幸氏は、日本のホームセンターそのものが変化していることに触れた。「現在、日本のホームセンターは暮らしを豊かにするだけではなく、災害への備えや持続可能な社会を実現するための重要なインフラへ進化している」と述べた。

そのうえで、台湾が持つ高い技術力、プロ向け工具、防災分野のイノベーション、環境に配慮したサステナブルな製品について、「まさに日本市場が求めているもの」と評価した。

DIYやホームセンターを取り巻く製品・サービスは、趣味の領域にとどまらず、防災や省力化、環境負荷の軽減など、暮らしを支える領域へと広がっている。

■速水もこみちさん「台湾製品が新たな相棒に」

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ゲストとして登壇した速水もこみちさんも、普段からホームセンターを訪れ、DIYを楽しんでいるという。台湾製品を見た印象について、「使いやすさが重視され、生活にものすごく寄り添っている。デザインや色も、台湾ならではの温かみがある。道具との距離を近く感じられるデザインが多いと思う」とコメント。

速水もこみちさん自身、工具を選ぶ際は、まず「使いやすさ」を重視し、「一つのもので何役か活躍できるもの」を選ぶという。さらにデザインや色合い、安全性なども、自分の目で確かめていると話す。

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台湾パビリオンを巡った後には、「一つのものに、想像以上にいろいろな機能があって驚きました。僕自身、空間デザインやDIYもやるので、優れた台湾製品は今後、僕の新たな相棒になるというか、これらの工具と一緒にものづくりをするのを想像すると、ワクワクした」と笑顔を見せた。

■精密技術を「使いやすさ」に変える台湾企業

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パビリオン内には、プロ向けの精密工具から、初心者でも日常生活でも使いやすいアイデア製品まで、多彩な商品が並ぶ。なかでも印象的だったのが、ドライバーを中心とした手工具を手がける「GONG FONG ENTERPRISE」だ。壁一面に並ぶ多彩な工具からは、用途や作業環境に合わせて細かく設計を変える、台湾メーカーならではのものづくりの精度がうかがえる。

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続いて訪れた「TONG LEE INDUSTRIAL」では、色や形状の異なる多彩な工具が並ぶ。用途に合わせた細かな設計や作り分けからも、技術を「実際の使いやすさ」に落とし込む台湾メーカーの姿勢が見えてくる。

一方、屋外でも使用できるバッテリー駆動の電動チェーンホイストを手がける「CHIZONG MACHINE」では、電源を確保しにくい場所での作業を支える技術が目を引いた。

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さらに、細字マーカーや料理用トーチなど、より身近な製品にも工夫が凝らされている。専門家向けの高性能工具だけでなく、日常生活の「もう少し便利に」を製品へ変えていく。それこそが、王氏が語った「ユーザーの悩み」を起点とするものづくりなのだろう。

■暮らしの近くにある「Made in Taiwan」の技術力

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台湾というと、半導体や電子機器といった先端産業のイメージが強い。しかし今回、会場を歩いて見えてきたのは、その根底にある精密なものづくりの力が、工具やDIY用品、収納、調理用品など、私たちの暮らしに近い領域にも確かに息づいていることだ。

しかも目立ったのは、技術そのものを競うのではなく、「使いやすさ」「安全性」「省力化」といった生活者や現場の課題に落とし込んでいる点だ。高い技術を、実際に役立つ製品へと変えていく。そこに台湾企業の強みがある。

日本と台湾が、それぞれの技術力や市場ニーズを持ち寄ることで、今後どのような新しい製品やサービスが生まれるのか。日本企業との協業も含め、半導体だけではない「Made in Taiwan」の次の展開に注目したい。

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「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026」は、8月29日(土)まで幕張メッセで開催されている


テクニカルライター 脇谷 美佳子


JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2026
台湾貿易センター(TAITRA)

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