- 2014-4-16
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- 2003, 2007, Office, デジ通, パソコン
- DOCからDOCXへOffice 2003のサポート終了でこれからは新しいファイル形式を使うべし【デジ通】 はコメントを受け付けていません
Windows XPのサポート終了と同時に、Office 2003のサポートも終了した。自己責任で古いOffice 2003やそれ以前のOfficeを使用し続けることは可能だ。ただマクロウイルスなどのセキュリティ上の問題もあるので基本的に推奨されない。
このOffice 2003のサポート終了で役目を終えるのが、2003までで使用されていた古いファイル形式だ。Officeは2003の後継となる2007から新しいファイル形式を採用しており、2003までで使用していたファイル形式は、サポート終了に伴い使う理由がなくなっている。それでも使い続けている方も少なくないようだが、そろそろ新しい形式へ移行していかがだろうか。
■ファイル形式
Office 2003 Office 2013
Word:doc docx
Excel:xls xlsx
PowerPoint:ppt pptx
マイクロソフトはOffice 2003の後継となるOffice 2007から、新しいファイル形式のOffice Open XMLを採用した。このOffice Open XMLは、従来の独自形式とは異なり、XMLベースのオープンなファイル形式となった。従来の形式と比べ、ファイルサイズが小さくなり、Office以外でのアプリでのアクセスのしやすさなども向上するなどしている。
■機能的にも最新のファイル形式を使うが吉
Office 2003が現役だった2014年4月9日までは、ファイルのやり取りの関係で古いファイル形式を利用する意味もあった。しかし、Office 2003のサポートをマイクロソフトが終了したため、古い形式を利用し続ける必要はなくなった。
もちろん、自己責任でOffice 2003を使用し続ける人もいるだろう。この場合、マイクロソフトが公開している「Word/Excel/PowerPoint 用 Microsoft Office 互換機能パック」を導入することで、Office 2007から採用された新ファイル形式の読み書きが可能になる。
以前なら新しい形式のファイルを渡して「開けない」といわれた場合、この互換機能パックの存在を教えるか、古い形式で渡し直さなければならなかった。これからは自己責任でOffice 2003を使用している側が新しい環境に合わせる必要があるし、他のアプリでも古い形式のサポートは終了している。
例えば、Googleが提供しているオフィスソフトのGoogle ドキュメントは、2013年1月31日に古いOfficeの形式での出力を終了している。良い機会なので過去のデータとの互換性を考えて、Office 2007以降でも古いファイル形式をデフォルト保存にしていた人も、新しい形式へ移行することをおススメしたい。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
■Word/Excel/PowerPoint 用 Microsoft Office 互換機能パック
■Google ドキュメント: 旧 Office 形式でのダウンロード
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