【写真や動画の作例あり】ハッセルブラッドカメラが魅力!「OPPO Find X9」実機レビュー

  • 2026-3-18
  • 【写真や動画の作例あり】ハッセルブラッドカメラが魅力!「OPPO Find X9」実機レビュー はコメントを受け付けていません
01
OPPO Find X9

OPPOから2025年12月、同社のフラッグシップスマートフォン「OPPO Find X9」が発売された。ハッセルブラッド(Hasselblad)と共同開発の高性能カメラに加え、7025mAhという大容量バッテリーを搭載するのが特徴だ。「OPPO AI」も進化しているという。実機をお借りして試してみたのでレビューしよう。

■外観とディスプレイ
まずは外観から見ていこう。
約6.6インチの大画面を搭載しながらも、サイズは約157×74×8.0mm、重量は約203gに収まっている。7025mAhという超大容量バッテリーを搭載していると言われなければ気づかないほど、従来機と変わらないサイズである。

02
OPPO Find X9 正面


03
OPPO Find X9 背面


04
梱包箱と同梱品


05
背面のレンズ部


06
左側面に配置された「Snap Key」


07
SIMスロット


08
「スマート急速充電」で充電中の様子。約24Wで充電できている。


背面は高級感のあるマットな質感で、指紋がつきにくく手に馴染む。そして円形の巨大なカメラユニットと「H」のロゴが、ハッセルブラッドカメラの存在感を力強くアピールしている。全体として非常に洗練された、フラッグシップにふさわしい上質なデザインである。

ディスプレイは解像度2760×1256ドットの有機ELを採用しており、発色が美しくきめ細かい。120Hzのリフレッシュレート対応でスクロールも極めて滑らかだ。また、最大輝度は1800nitsと非常に明るく、夏の直射日光の下でも視認性が良さそうで、好印象だ。

■フラッグシップ機としてのパフォーマンス
搭載するプロセッサ(SoC)は、最新の3nmプロセスで製造された「MediaTek Dimensity 9500」だ。RAMは16GB、ストレージは512GBと、ハイエンド構成である。

実際に使ってみると、アプリの起動や切り替え、Webブラウジングなど、あらゆる操作がもたつくことなく極めてきびきびと動く。

日常使用からヘビーなゲーム用途までカバーできるパフォーマンスである。

AIの処理についてその実力をアプリ「AI Benchmark」で測定したところ、19756と言うスコアとなった。これは現時点のフラッグシップ機としてふさわしい実力である。昨年レビューしたXiaomi 15T Proが同スコアで12599だったのを考えても、SoCが「MediaTek Dimensity 9400+」から「9500」へ1世代進み、AI処理の性能がさらに向上したと確認できた。

aibench01
AI Benchmarkの結果


ライカカメラが魅力!「Xiaomi 15T Pro」実機レビュー(ITライフハック)
https://itlifehack.jp/archives/10936621.html

■ハッセルブラッドカメラの実力
本機最大の魅力は、やはりハッセルブラッドと共同開発したカメラ部だろう。今回はこのカメラ機能を中心にじっくりと試してみた。

背面のメインカメラは、すべてが5000万画素のトリプル構成となっている。
・広角: 5000万画素 f/1.6、光学手ぶれ補正
・望遠: 5000万画素 f/2.6、光学手ぶれ補正(光学3倍ズーム)
・超広角: 5000万画素 f/2.0、視野角120°

さらに、より正確な色再現を可能にするマルチスペクトルセンサーを搭載している。前面カメラも3200万画素と高画質だ。

mspace02
超広角 15mm 奥四万湖・四万川ダム


mspace02
広角23mm 奥四万湖・四万川ダム


mspace02
望遠光学2倍 48mm 奥四万湖・四万川ダム


mspace02
望遠光学3倍 73mm 奥四万湖・四万川ダム


mspace02
望遠 6倍 146mm 奥四万湖・四万川ダム


mspace02
望遠 120倍 2846mm 奥四万湖・四万川ダム


mspace02
四万川


mspace02
四万川


mspace02
夜景 四万温泉 四万たむら


mspace02
屋内 四万温泉 四万たむら フロント


mspace02
夜景 四万温泉 積善館


mspace02
夜景 四万温泉 温泉街


mspace02
前菜


mspace02
街角の花屋


【動画】
動画の作例 夜景 四万温泉 積善館

YouTube:https://youtu.be/lWGpLWhonfc

実際に撮影してみて驚かされるのは、その「色彩美」だ。ハッセルブラッド特有の、自然でありながらも深みと立体感のある色作りが見事に再現されている。単なる「スマホのキレイな写真」の枠を超え、空気感や温度まで伝わってくるような描写なのだ。

特に秀逸なのが光学3倍の望遠カメラである。5000万画素の高画素センサーを活かし、被写体の質感をディテールまで克明に描き出す。
また、夜景撮影においても、明るいf/1.6の広角レンズと強力な手ぶれ補正のおかげで、ノイズの少ないクリアな写真が手持ちで撮影できた。明暗差の激しいシーンでも白飛びや黒つぶれがしっかりと抑えられており、シャッターボタンを押すだけでプロ並みの作品が仕上がるのは感動的ですらある。

■7025mAh バッテリー・充電
カメラと同時に本機のもうひとつ注目したい点が、バッテリーである。
一般的なスマートフォンのバッテリー容量が5000mAh前後であるのに対し、本機は7025mAhという業界トップクラスの超大容量バッテリーを搭載している。

実際にYouTube動画の連続再生を行い試してみた。16:00 80%で始めた連続再生が翌朝8:00まで継続できた。16時間連続再生できたことになる。

bat01
YouTube動画連続再生テスト結果。測定にはアプリ「シンプルバッテリーグラフ」を使用した。


ただ、最新の他社機に比べ、バッテリー容量の割には思ったほど再生時間は延びなかったとも言える。容量があるので省電力化を徹底的に頑張らなくてもこれだけの時間の連続再生が可能になったともいえそうだ。この実力なら、普通の使い方で丸一日以上連続使用が可能と思われる。いずれにしても普通の使い方なら十分なスペックである。

また、大容量バッテリーとなると充電時間が気になるところだが、本機は最大80Wの急速充電に対応している。
実際にバッテリー残量が2%の状態から充電して、約1時間で90%まで一気に回復した。

bat02
急速充電のテスト。測定にはアプリ「シンプルバッテリーグラフ」を使用。


7025mAhという大容量にもかかわらず、こんな短時間でほぼ満充電に到達できるのはとても評価できる。出かける前に残量が少ないことに気づいても短時間で回復できるので、使い勝手が良いと感じた。

ワイヤレス充電にも対応しており、置くだけで素早く充電できるのも非常に便利だ。

本機の充電機能にはいくつか安全性や、バッテリーの劣化を減らす機能が搭載されている。
「カスタム充電制限」はあらかじめ充電する最大値を80%〜90%程度に抑え、過充電の危険をなくす機能だ。
「バイパス充電」はバッテリーがある閾値まで充電されると電力がバッテリーではなくシステムに直接供給されるようになり、デバイスの加熱を抑える機能である。充電をしながら、炎天下で高負荷のゲームをプレイすると、スマホ内部は大変な高温になり、これはバッテリーに対して劣化を早める大きな要因になる。

筆者も過去何台か、スマホのバッテリーを急速に劣化させてしまった経験がある。バイパス充電の機能で、ある程度充電ができていればそれ以上の充電を止めて、本体システムへの給電だけにすることにより、バッテリーの発熱を減らし、劣化を避ける仕組みだ。

バッテリーをなるべく劣化させずに本機を長く使えるように、積極的に活用したい機能である。

■OPPO AIを使ってみた
前述のように、本機はAI関連処理の性能が高いSoCを搭載しており、これを活かすAIアプリも充実している。「OPPO AI」と名付けられたAIアプリをいくつか紹介しよう。

ai
OPPO AIの一覧


- マインドスペース

画面に表示された情報を「Snap Key」を押すだけで登録でき、後から検索できるアプリ。登録された画像をAIが自動処理して「検索キーワード」を自動抽出してくれる。

mspace01
マインドスペースの画面


mspace02
写真を撮影したときに、あわせて「Snap Key」を押して画面を保存しておいた。AIが自動的に検索キーワードを追加してくれた。AIが「四万温泉」への「旅行」で、ここは「バス停」だと自動的に判定してくれている


mspace03
同様に旅行中に登録した画面


mspace04
後で「バス停」と検索すると、先ほどの写真が検索できた


〇AIライター
SNSへの投稿やメモに文章を書く際にAIが手伝ってくれる機能である。

aiw01
Facebookアプリの投稿を作成する画面を開くと「AI ライター」のポップアップが表示される。


aiw02
それをタップして「投稿を書く」の画面で、AIの力を借りて文章を作成することができる。簡単な文章を入れて、それをより丁寧な説明に変えてもらうことなどができる。


aiw03
本機の「メモ」アプリを開き、新規メモ作成ボタンを押したところ。キーボードの左上に、鉛筆に星のアイコンがAI ライター機能である。


aiw04
AI ライターを起動したところ。


aiw05
さらに「何でも書く」をタップしたところ。プロンプトが入力できる。


aiw06
試しに「挨拶の言葉」をタップしたところ。いくつか文章の案が提案される。


〇AI翻訳
AIを使った翻訳アプリである。

ait01
アプリを起動したところ。このようにさまざまなパターンの翻訳に対応している。


ait02
「会話翻訳」では、対面で会話する場面を想定している。この画面では、マイクのアイコンをタップして話すと英語が日本語に、日本語が英語に翻訳されて表示される。右向き矢印を押すと、翻訳された言語を音声で再生する機能もある。


ait03
さらに本機の画面を両者の間に配置して使うモードもある。


ait04
「同時通訳」では、話し手の一連の発言の内容を逐次翻訳して表示することができる。


〇AI レコーダーアシスタント
本機のレコーダーアプリに組み込まれたAIを使った文字起こしの機能である。

aiv01
レコーダーアプリを起動して3点メニューをタップしたところ。


aiv02
さらに設定を選んだところ。AI レコーダーアシスタント機能を使う設定ができる。


aiv03
英語の文字起こしの結果。


aiv04
概要を纏めることができる。ただし、翻訳の機能はない。


以上のような、さまざまなOPPO独自のAIアプリが搭載され、充実してきている。

ただし、一覧のなかにあった「AI VoiceScribe」が今回見つからなかった。未実装のようである。似た機能としてAI レコーダーアシスタントがあるので、近い将来翻訳機能が追加され、この名前になるのかもしれないと、予想している。

もちろん、本機ではOPPO独自の「OPPO AI」のほかにGoogle GeminiやGmail、Googleフォトなどで使えるGoogle製のAIを使うことができる。本稿では省略するが、Gemini Liveや、写真の編集、かこって検索などの便利な機能も大いに活用していただきたい。

■日常を最高峰のカメラとバッテリーで彩る
OPPO Find X9を使ってみて改めて感じたのは、ハッセルブラッドカメラがもたらす「撮る喜び」と、7025mAhバッテリーの急速充電による「使い勝手の良さ」である。

繊細でカラフル、そしてドラマチックな写真が撮れるカメラ性能は、間違いなく現在のスマートフォントップクラスだ。それに加えて、大容量ながら急速充電可能なことにより使い勝手が良いバッテリーの恩恵は計り知れない。さらに、最新のAIを搭載し、FeliCa(おサイフケータイ)にも対応し、メイン端末として大活躍しそうなスマホである。

写真にこだわりたいカメラ好きのユーザーはもちろん、バッテリー残量を気にするストレスから解放されたいすべての人に、自信を持ってお薦めできるスマートフォンである。

テクニカルライター 鈴木 啓一


「OPPO Find X9」製品情報

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

モバイルに関連した記事を読む
準固体電池だから燃えにくく、安心して長く使える!モバイルバッテリーを2モデル
低電力でも自動OFFせず、DC12V機器へ安定給電!リン酸鉄バッテリーを搭載したモバイルバッテリー
水・汚れ・衝撃から守る!iPhone17シリーズ用ハードケース
Nintendo Switch2を衝撃や傷から守れる!セミハードケース
インベーダーがスマートウォッチを侵略!『スペースインベーダー』デザインの動くオリジナル文字盤が登場






関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る