- 2025-9-22
- デジタル家電
- 能登の食文化×被災経験から誕生!Jackery、美味しい非常食「KNOTO メシ」発表会 はコメントを受け付けていません
ポータブル電源・ソーラーパネルの世界的リーディングカンパニーである Jackery(ジャクリ)の日本法人、株式会社Jackery Japanは、「“たのしい”で、そなえる。」をコンセプトとした防災プロジェクト「Jackery PLAY PARK」を、防災月間にあたる2025年9月19日(金)より始動した。本プロジェクトの第一弾として、能登における被災地支援活動の次なる取り組みである“美味しい非常食”「KNOTOメシ」に関するメディア向け発表会および試食会を、同日に開催した。
さらに、同社は9月20日(土)、21日(日)に、東急プラザ表参道「オモカド」6階イベントスペース「LOCUL」において、防災×アウトドア×都市型カルチャーを融合させた防災コンテンツを体験できる一般向けイベント「Jackery PLAY PARK : EXPLORE & GATHER」を開催した。
発表会では、プロジェクト発足の背景や「KNOTOメシ」の詳細および開発経緯の発表が行われたほか、能登町関係者や防災の専門家が登壇し、Jackeryプロジェクト担当者とのトークセッションを実施した。発表会終了後には、「KNOTOメシ」の試食体験も実施された。
■「“たのしい“で、そなえる。」をコンセプトとした防災プロジェクト「Jackery PLAY PARK」について
発表会では、株式会社Jackery Japan マーケティング本部 マーケティング第一部 コンテンツディレクター/防災士の鈴木広介氏が登壇し、同社の概要、能登半島地震以降に行ってきた支援活動の説明に加え、防災プロジェクト「Jackery PLAY PARK」および“美味しい非常食”「KNOTOメシ」の発表を行った。
昨年の能登半島地震以降、Jackeryはインフラが不足している施設や避難所、住居に対し、ポータブル電源やソーラーパネルの無償提供をはじめとする継続的な被災地支援を行ってきた。その過程でさまざまな課題に直面し、従来の防災の在り方をアップデートする必要性を強く認識したのである。Jackeryが継続的な支援活動の中で得た気づきや学びを活かし、新たな防災の形を提示することを目的として立ち上げたプロジェクトが「Jackery PLAY PARK」である。
今回発表された第1弾「KNOTOメシ」から始まり、ポータブル電源という製品によって実現できる、これまでのモノの支援にとどまらないコトの支援を、プロジェクトを通じて展開していく予定である。「防災=いざという時の備え」という考えにとどまらず、日常生活が楽しくなること、暮らしが豊かになること、地域で顔の見える関係づくりの場を生み出すことが、実は防災につながるという考えに基づき、「“たのしい”で、そなえる。」を実践できる多様なアイディアを発信していく、と説明があった。
■「KNOTO メシ」第1弾として能登の食文化×被災経験から生まれた“美味しい非常食“
Jackeryがまず注目したのは、被災時の「食」の課題である。被災時においても食事は人々にとって大きな楽しみとなるが、一般的な非常食だけでは満足を得られない実情を、同社は支援活動の中で目の当たりにした。そのため、機能面のみを満たす非常食ではなく、日常でも食事として楽しめる“美味しい非常食”の必要性を見出し、1日1食だけでも“美味しい非常食”を被災時に提供することで、心身ともに元気になってもらいたいという想いから、「KNOTOメシ」の開発支援に至ったのである。
「KNOTOメシ」は、能登地方の伝統的な食材と食文化をベースに、被災地支援の中で得た知見を付加価値とした非常食である。レトルト製法である真空高温高圧調理によって殺菌を行うことで常温保存を可能とし、調理において極力水を使用しない非常食としての機能性を備えつつ、いつでも美味しく、食事を楽しめる内容となっている。
「KNOTOメシ」は能登に住む人々の協力を得て開発され、パッケージデザインも能登在住のデザイナー・池崎万優氏が手掛けている。能登半島地震から1年半が経過した現在も、震災の影響により現地では人口減少と過疎化が進行している。被災地が抱えるさまざまな課題が存在する中、Jackeryは今回のプロジェクトを通じて新たな防災の形を模索し、第1弾「KNOTOメシ」をはじめとした施策によって被災地に新たなエネルギーを創出し、人々の暮らしと復興を支え続けていくのである。
■幅広い年齢層が楽しめる能登ならではの非常食「ノトムヤムクン」
「KNOTOメシ」の詳細については、開発・製造を担当するクラフトフードブランド ONE POT WONDERの Bench Sasaki Susumu(ベンチ ササキ ススム)氏より説明があった。
ササキ氏は「Jackeryとともに現地に入り、食品探しから取り組みを始めた。『KNOTOメシ』のキャッチフレーズは『ワクワクする。能登から発信する新しい非常食』である。能登には1000年を超える発酵食品の歴史があり、また被災の体験を付加価値へと転換し、新たな収益を基にものづくりを進めていこうとする前向きな力がある。そうした取り組みを進めていこうという思いを『KNOTOメシ』に込めている」と述べ、能登ならではの非常食であることを強調した。
今回開発された「ノトムヤムクン」について、ササキ氏は「ワクワクするものを届けたいという思いから、当たり前のものではなく少し変わったものを作ろうと考えた。能登町には“いしり”というイカの魚醤を用いた発酵食文化があり、その“いしり”から着想を得て、ナンプラーの代わりに使用している」と説明した。
ササキ氏は「タイのトムヤムクンは酸っぱく辛い料理であるが、『ノトムヤムクン』は酸っぱ辛くなく、いしりの旨味と鶏ガラだしをベースにしている。プチトマトとレモングラス、オリーブオイルで煮込み、溶けるような食感になったエビを加えることで、子どもから高齢者まで食べやすい味に仕上げている」と詳しく紹介した。
テクニカルライター 後藤 響平
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Jackery(ジャクリ)
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2025-03-07
Jackery