公式サポーター・アンガールズが登場!国立科学博物館、特別展「昆虫MANIAC」オープニングセレモニー

  • 2024-7-12
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昆虫 MAINIAC_アンガールズ
公式サポーターのアンガールズ山根良顕さんと田中卓志さん

2024年7月13日(土)から10月24日(月・祝)まで、東京・上野の国立科学博物館にて特別展「昆虫MANIAC」が開催される。開幕に先立ち、7月12日(金)にオープニングセレモニーが行われた。監修を担当した国立科学博物館の研究者に加え、公式サポーターのアンガールズ山根良顕さんと田中卓志さんも駆けつけ、スペシャルトークを繰り広げた。

■多様性に満ちた昆虫の世界を、多角的に楽しむ特別展
昆虫は、地球上で報告されている生物種の半数以上となる約100万種を占める最大の生物群。そのほとんどは体長1㎝にも満たない小さな生物だが、体のつくりや行動、能力にいたるまで、驚くほどの多様性に満ちている。本展では国立科学博物館の研究者によるマニアックな視点、マニアックな昆虫標本、そして最新の昆虫研究まで織り交ぜて展示を行い、普段はなかなか注目することが少ない「ムシ」たちの多彩な世界に迫る。

昆虫 MAINIAC_会場雑感1


会場内は3つのゾーンに分かれており、ゾーン1は昆虫とムシについての基本的な情報をおさらいする「昆虫とムシ」、ゾーン2は5人のムシ博士が各専門ジャンルをマニアックに紹介する「トンボの扉」「ハチの扉」「チョウの扉」「クモの扉」「カブトムシの扉」、ゾーン3は、人の暮らしと共にある身の回りのムシの世界を覗く「ムシと人」という構成だ。

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ゾーン2「ハチの扉」


オープニング冒頭には、国立科学博物館動物研究部の5名の監修者が登壇。井手竜也氏(総合監修・ハチ類)、野村周平氏(コウチュウ類)、神保宇嗣氏(チョウ・ガ類)、清拓哉氏(トンボ類)、奥村賢一氏(クモ類)が集まった報道陣に向けて挨拶した。さまざまな趣向を凝らし、「見る」だけでなく「聴く」「触る」「嗅ぐ」などさまざまな体験ができる展示について、「(展覧会のタイトルには)“マニアック”と付いていますが、ムシ好きの人も、キライな人にも楽しんでもらえるはず」と井手氏は笑顔を見せた。

昆虫 MAINIAC_登壇者集合
左から清拓哉氏、野村周平氏、アンガールズ山根良顕氏、田中卓志氏、井手竜也氏、神保宇嗣氏、奥村賢一氏


■山根さんによる新種発見が、オファーのきっかけに!
続いてアンガールズの二人が登場。展覧会のオリジナルグッズを身に着け、テンション高め!今回の公式サポーターのオファーは、山根さんが番組で新種の昆虫(モトナリヒメコバネナガハネカクシ)を発見したことがきっかけだったそう。「だから今回、俺は山根のバーターなんです」(田中さん)、「人生初だよね」(山根さん)、「バーターされるってこんなに楽しいんだと思いました!誰かのバーターって気がラクです」(田中さん)、「ムシで言えば、寄生虫だね。普段は俺が寄生虫ですけど(笑)」(山根さん)と掛け合いも弾む。

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アンガールズ 田中さん


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アンガールズ 山根さん、田中さん


山根さんの新種発見については、監修者の野村氏も「研究者にとっては仕事なのでわりと日常茶飯事ですが、山根さんのようにタレントさんが見つけるというのは、人生に一度、あるかないかの珍事」、「しかも新種発見の瞬間が映像に残っているのが貴重です。だいたい、(虫を採る現場には)自分一人しかいないので」とそのレアさについて解説、田中さんと山根さんも改めて驚いていた。
井手氏は「実は意外と身近に、昆虫の新種がいます。今回の特別展はとても小さなムシにもスポットを当てているので、皆さんがそういう世界に興味をもつきっかけになればと思います。興味をもてば、新種発見のきっかけにもなるかなと!」と言葉に力を込めた。

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アンガールズ 山根さん


■特別展「昆虫MANIAC」でしか味わえない体験の数々に、大興奮!
ひと足先に展示を見学した二人は、印象に残ったものとして「生きているオオセンチコガネが展示されていて、ケース中央に置かれた動物のフンにむらがって、グアーッと頭を突っ込んでいる姿に笑っちゃいました。それと、半分オスで半分メスというギナンドロモルフ(雌雄型)にもびっくり!こういう機会でないと見られないものだと思いました」(田中さん)、「キレイなチョウチョや大きいサイズの昆虫の展示とか、すごく楽しいと思います!ウチの奥さんも大きなクモやゴキブリがすごく好きなので、連れてくればよかったなと思いました」(山根さん)と展示の面白さをアピールした。

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そして二人が盛り上がったのが「素数ゼミ」の展示。今年2月にアメリカで、13年、または17年で成虫になるセミが同じ年に羽化し、大量発生するという事象が起きた。これは実に、221年ぶりのこと!今回の展示では、研究チームによる現地取材の様子が追体験できる。素数ゼミによる大音量の鳴き声を体験できるブースもあり、「あのうるささも、普通に生きていたらなかなか体験できないですよ!」(田中さん)と興奮気味に語った。

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素数ゼミの大合唱を体験できる


最後に、司会者から「本展公式サポーターとしての意気込みと来場される方へのメッセージを、“昆虫になりきって”お願いします!」というまさかのムチャぶりが!二人はさっそく体を丸めてかがみ、虫っぽいポーズをとると「体感したり、見たりできるので、見に来たら楽しいよ!僕たちが国立科学博物館で待っているよー!!」(田中さん)と呼びかけた後、「いや、おかしいでしょ!俺たちが虫になりきるって」と笑いながら即ツッコミ。和やかな空気で、オープニングトークは終幕となった。

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虫っぽいポーズをとるアンガールズ 山根さん、田中さん


<開催概要>
展覧会名:特別展「昆虫 MANIAC」
会  期:2024年7月13日(土)~10月14日(月・祝)
会  場:国立科学博物館[東京・上野公園]
     (〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20)
主  催:国立科学博物館、読売新聞社、フジテレビジョン
協  賛:DNP大日本印刷
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)、03-5814-9898(FAX)
公式サイト:https://www.konchuten.jp

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<監修>
井手竜也氏[ハチ類]
国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員
野村周平氏[コウチュウ類]
国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ グループ長
神保宇嗣氏[チョウ・ガ類]
国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
清 拓哉氏[トンボ類]
国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
奥村賢一氏[クモ類]
国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員

※本展は「昆虫」以外の「節足動物」も含む
※会期等は変更になる場合がある

特別展「昆虫MANIAC」

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