四百年以上受け継がれてきた伝統の技!「おおたけ手すき和紙の里」で手作り和紙体験【広島ツアー2023年夏】

  • 2023-8-25
  • 四百年以上受け継がれてきた伝統の技!「おおたけ手すき和紙の里」で手作り和紙体験【広島ツアー2023年夏】 はコメントを受け付けていません
s0144

「おおたけ手すき和紙の里」は、広島県で唯一、手すき和紙の伝統が息づくまち、大竹市にある。四百年以上受け継がれてきた伝統の技を絶やさないために、現在も和紙づくりを続けている。現地にて、コウゾ100%の和紙づくりを体験することができた。

■まだ知られていない魅力が溢れている広島
G7広島サミットで話題となった広島県は、宮島や広島牡蠣をはじめとした食資産など、瀬戸内の気候を生かしたコンテンツの豊富さで国内外から数多くの観光客が訪れるが、実はメジャーな観光名所以外にも、まだ知られていない魅力が溢れている。今回のプレスツアーでは、そんな広島の芸術とモノづくりに触れる旅を堪能した。

1日目は今年3月新オープンした瀬戸内の自然と現代建築が溶け合う「下瀬美術館」で美術鑑賞、四百年以上受け継がれてきた伝統の技!「おおたけ手すき和紙の里」で手作り和紙体験、広島で受賞料理人を続々輩出する創業60年の和食店「日本料理 魚池」で夕食、夜はまるで宇宙基地!「大竹コンビナートの工場夜景」を鑑賞し、「湯の宿 宮浜グランドホテル」に宿泊した。

2日目は「旧千葉家住宅」で広島県重要文化財の書院や広島県名勝の泉庭を鑑賞したのち、海水浴場「ベイサイドビーチ坂」と2023年4月新オープンの「モンベル」等の新店舗を見学、魚屋さん直営「魚食堂たわら」で昼食、広島の伝統工芸品「筆の里工房」で熊野筆を作る体験をした。

■地元のコウゾで手すき和紙を作る
和紙の原料となる「コウゾ」という植物は、クワ科の落葉低木だ。栽培が容易であることから、和紙の原料として最も多く用いられる。繊維が長く、すきあがった紙は強く、しなやかな特徴がある。

s0117
おおたけ手すき和紙保存会 会長 森本勝見氏


ポップには、コウゾと和紙づくりについて、詳しくまとめられていた。

s0086
コウゾと和紙作りについて、まとめたポップ


コウゾはビーターと言う叩解機(こうかいき)で綿状にしてから和紙をすく。

s0093
叩解機(こうかいき)


おおたけ手すき和紙保存会 竹中智和氏に、大きな和紙をすいてもらった。

s0129
おおたけ手すき和紙保存会 竹中智和氏


大きな紙をすくのは難しいので、はがき判の紙すきを体験した。

sIMG_2644
紙をすいている様子


2回ほど紙をすいたら、紅葉の葉をのせる。

sIMG_2688
紅葉を漉き込む


紅葉の葉を入れた和紙は、乾燥機の上に貼り付けて乾燥させる。

IMG_2706
紅葉の葉を入れた和紙


紅葉の葉を入れた和紙は当日持ち帰った。

IMG_3833
持ち帰った和紙


体験は短い時間だったが、コウゾを自家栽培して作る手すき和紙の素晴らしさを体験することができた。

<詳細情報>
おおたけ手すき和紙の里
〒739-0631 広島県大竹市防鹿3365
電話:0827-93-3576
https://otaketesukiwashi.com/
定例開所日:毎月第2日曜日および第4日曜日 10時~15時
毎週火曜日および木曜日 10時~12時
※8月11日~16日、12月25日~1月5日は除く

〇紙すき体験 はがき判コース
体験開始時間:午前の部/10時~ 午後の部/13時~
体験料金: 800円(税込)、小学生以下は600円(税込)
所要時間:約90分(施設の見学、乾燥時間を含む)
内容:はがき判 2枚
「溜め漉き」という技法で、木枠に紙料をすくって作成。
ご希望により、折り紙などを漉き込むことが出来る。

s0082
「おおたけ手すき和紙の里」の外観


ひろしま公式観光サイト「Dive! Hiroshima」
「広島ツアー2023年夏」特設サイト - ITライフハック

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

カルチャーに関連した記事を読む
松のやからの新提案!いつもよりちょっと贅沢に「ラムかつ」
ホットトイズ「テレビ・マスターピース」シリーズ!『仮面ライダーBLACK SUN』より、「BLACK SUN」「SHADOWMOON」
様々な用途・場所で使用でき、保管場所にも困らない!BOXタイプのクリーニングクロス
飲みながら『 心がととのう』 マインドフルネス体験会も!日本緑茶センター、「ポンパドール」新商品発表会
夏の風物詩をモチーフにしたアニメ!とりで利根川大花火、ドローンショーを導入





「紙の温度」が出会った 世界の紙と日本の和紙
紙の温度株式会社
グラフィック社
2022-11-09

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る